かめんの - あいにいくよ

初めて宝塚見てきました。今まで劇場の外は何度も通っていたけれど中に入って外を見ると風景が違う（笑）ネタバレあるのでご注意ください。

ネタバレあります。

「仮面の男」はあらすじを予習していなかったけれど、「三銃士」の知識で割とカバー。というか知恵袋でカバー？（笑）
舞台は三銃士のあと、ルイ14 世の時代。ルイには双子の兄がいて*1その兄が存在すら隠されて鉄の仮面を付けて生きてきた、という設定。
またるいるいがイヤなヤツでねー。対照的に幽閉されていたお兄さんが優しくていい人。その２役を１人で演じ分けていたのが印象的でした。
大好き三銃士（笑）は銃士隊を辞めて無銭飲食を考える始末…気持ちはわかるがアラミスは止めて＞＜そして何となくコメディ班…
ポルちゃんは太鼓腹じゃなくてスマート。アトスはやっぱりリーダーでアラミスは神父希望。アラミスにも見せ場があってうらやましい…
ダルは銃士隊隊長でロシュは部下になっていた。枢機卿はいないけれど、るいるいの部下がやっぱりくせ者だった…
決闘シーンはしっかりあって「ひとりはみんなのために！」もある。ここはダルがかっこいいっす。
話も無理がなくて割とすんなり入ってきました。もう１回見たらまた違う見方ができるかも。
休憩明けはショー。今までじゃにのショータイムはたくさん見てきたけど同じ感覚で見てしまう私…
１つ１つの動きもしなやかで揃っていて当たり前だけどお稽古しっかりしてるんですね。
衣装がポジションによって全然違う。目立っていた人が割と外側に立っていたりとか。
大階段スキーとしてはラスト降りてくるのがたまらん！また背負う羽根の量がトップさんが明らかに違ってまたテンションが上がる。ご贔屓が降りてきたら泣いちゃうだろうな…
自分がショー好きだということにうっかり気付かされました（笑）

今回初めて宝塚を見て、トップさんとかポジションの違いを見て応援する気持ちがわかった気がした。後ろで踊っていた子がどんどん前に出てきて役が付いてソロとか歌うようになったら嬉しいもの…あれじゅにあの世界と一緒？？

今まで勝手に遠い世界だと思っていた宝塚ですが、もしかしてじゃにって近いところなのかも…通い始めても温かい目で見てください（笑）

*1:フランスでは双子が生まれたら兄ではなく弟がお世継ぎになるらしい。